昨シーズン7回挑戦して一度も超えることができなかった20匹の壁。今シーズンは7戦目で20匹超えを達成したものの、8戦目は12匹…マグレだった?と不安になっていたのだが、閃迅カワハギ9戦目で二度目の20匹超え。22匹と東京湾のカワハギ記録も更新してちょっと自信がついてきた。
24日の海は大時化。翌25日は時化後の荒食いで束釣りなんて釣果報告もあり、バリバリモードを大いに期待して臨んだ閃迅カワハギ9戦目。金沢八景・一之瀬丸は片舷7人とちょうどよい混み具合。横の人との間隔は十分にあるのでタルマセ、ハワセなんでもOKだ。竹岡沖にはカワハギ船団ができているが、密集隊形ではなく分散している。こういうときは魚の活性が高いことが多い。
魚の活性が高い……カワハギだけ高活性なら言うことなしなのだが、ゲストのトラギス、ベラも高活性。ヒットパターン・チャート通り、タルマセ釣りから始めたのだが、すぐに竿先プルルルなトラギスの猛攻に遭う。タタキでかわそうとしても、本日のトラギス&ベラはサイズがいいので、カワハギが寄っても逃げてくれない。30センチのホウボウまで釣れて、タタキ→タルマセは断念。
カワハギはどこにいたのかというと……どうやら底から50センチばかり浮いていたようで、カワハギが針掛かりするのは一番上か真ん中の針のことが多いという珍しいパターン。宙層フワフワに切り替えると、餌をついばんでは離しというカワハギらしい魚信が竿先や手元に出始める。でも、なかなかカッカーンな本魚信に発展してくれず焦れる。餌を取られまくって、ときどき迂闊なカワハギが針に掛かるというペース。
それでも11時前には10匹目のカワハギを釣り上げ、ツ抜け達成。もう少し、釣果/魚信の比率を改善できないものかと、いろいろ調整してみる。フワフワのスピードを速くしたり遅くしたり、フワフワさせながら竿先を上下させてカワハギに餌の存在をアピールしながら広く層を探ってみたり。フワフワさせながら竿先を下げると着底と同時に本魚信がでることが多いことに気づく。
これって、タタキ下げ? でも、不思議なことにタタキ下げでは魚信がでない。この日のヒットパターンは、宙層フワフワ→誘い下げ→タルマセなんだと、正午を過ぎたころに気付く。着底したら1メートルくらい底を切って宙層釣り。小さな魚信が出てカワハギが寄ったことが確認できたら、フワフワさせながら竿先を下げていき、再着底したら少しタルマセて聞き上げ。入れ食いではないが、このパターンを掴んでから順調に釣れ続き、22匹で竹岡カワハギの自己記録を更新!
より大きな地図で 2011-11-26 金沢八景・一之瀬丸 カワハギ を表示
著者: へた釣り