極鋭カワハギレッドチューンを買った師匠と今シーズン初のカワハギ釣り。へた釣りだって閃迅カワハギを買って、クーラーいっぱいのカワハギが釣れるはずだったのだが……竿が変わると勝手が違う。アワセが決まらず中カワハギ×3、小カワハギ×3と伸びず。師匠は23匹で船中竿頭。
師匠とカワハギ釣りに行くときは、浦安・吉野屋。理由は300円の弁当が美味だからということらしいのだが……へた釣りも初めて買って食べてみたのだが、飯、佃煮、天ぷらというメタボ一直線なお弁当。師匠はこれを3つ食べることもあるのだから釣りの腕前同様、胃袋も恐るべし。この日の浦安・吉野屋は3隻出し。片舷7人とカワハギ釣りなら余裕の混み具合。釣りやすいと釣果もいいはずなのだが……。初戦は閃迅カワハギの感度を確かめるために集寄やビーズ類は付けずにシンプルな胴付き仕掛けで臨んだ。
師匠の極鋭カワハギレッドチューンも、へた釣りの閃迅カワハギも初実釣。感度のいい竿に変えると、どれくらい魚信が増えるのか楽しみだった。仕掛けを投入し着底して糸フケを取ると、ブルルルという早い魚信。案の定ベラ。コツンという小さな魚信。あがってきたのはトラギス。竿先や手元に感じられる魚信の数は以前使っていた竿よりも圧倒的に多い。魚信は多いが……なかなか本命のカワハギを針掛かりさせることができない。
序盤にニューロッドに慣れるのに苦労していたのはへた釣りだけではない。師匠もカワハギは針掛かりさせられずにベラ&トラギスばっかり釣っていた。それでも少ないチャンスを物にして師匠は4匹……一方のへた釣りは10時を回った時点でカワハギ0匹。カワハギのものと思われる魚信はあるのだが、竿を立てて合わせているうちにバレてしまう。竿の胴が硬いためこれまでと同じアワセ方だと強すぎるってことだろうか?
10時過ぎくらいから船がいいポイントに入ったのか、それとも時合でカワハギの活性があがったのか、はっきり竿先を叩くようなカワハギの魚信が出始める。ここでへた釣りも今シーズン初カワハギをなんとかゲット。続けて今シーズン2匹目は25センチのまぁまぁサイズ。師匠はこの辺りから竿に慣れてきたらしく早々にツ抜けを達成。5倍も差がついてしまっていた。
お昼をすぎると活性が落ち、カワハギの魚信は小さなフワッあるいはコッという感じに変わってしまった。閃迅カワハギの感度のおかげで魚の気配(魚信とは言い難い)は感じることはできるのだが、アワセようがない。聞き上げ最中に強く出た魚信だけを拾っていくという感じで、へた釣りは6匹で終了。一方の師匠は……23匹。何が違ったのか聞いてみると「竿の差じゃないよ」と前置きした上で「コッという魚信はアワセようがない。糸を張るとコッという魚信になってしまうので、糸をたるませてゆっくり聞き上げて魚信を出していく」と教えてくれた。勝てる気しねぇ~~~!!!
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著者: へた釣り