電動リール用のバッテリーはパナソニックの「BQ-FB01」を使っているが、重量が4.9キロと電車釣行だと持っていくのがほぼ不可能な重さ。軽いバッテリーに買い換えようと思っていたら、八洲電業の「FishingCUBE mini」を衝動買い。軽いしスマホにも充電できるしでまさにへた釣り向け。
電動リール用のバッテリー。電動リールを買ったらバッテリーも必要だろうと1万円以下で買えたパナソニックのBQ-FB01を購入したのだが、実際に船バックに入れて釣行してみると、肩紐が肩にがっちりと食い込んで、腰痛を引き起こしそうなほどに重い。自動車で釣り場に行けるのなら気にならないのだろうが、電車釣行のへた釣りは一度使って正直懲りた。以来、電源が装備されていない船に乗るときはバッテリーを船宿で借りることにしていた。
船での釣行記を書くときに、スマホのGPS機能を利用して、船の航跡を記念に掲載しておこうという試みを始めているのだが、1日船だとスマホのバッテリーが持たないということが分かってちょっとがっかり。ポイントについてからGPSをオンにして納竿でオフ。海上で突如はじまり突如終わる航跡記録。できれば出船から帰港まで記録できた方が見栄えがするし、船釣り(=海の小旅行)だとすると最初から最後まで記録したい。
というわけで船上で使えるスマホ充電機能付きのバッテリーってないかなぁと探していたら……あった。八洲電業の「FishingCUBE mini」。USB出力端子が付いているので、船上でスマホへの充電が可能だ。これで充電しながらなら、出船から帰港までのGPS記録が可能になる。当然といえば当然だが電動リール用のバッテリーとしても使え、重量は440g。今持っているバッテリーの10分の1以下、中型のリールと同じくらいの重さなのでこれなら十分に持ち運び可能だ。
小型バッテリーで怖いのは、1日釣りをやってちゃんと電源が持つかどうかである。バッテリー切れした電動リールほど釣り具として情けないものはない。スペック表には「水深100m 錘80号 巻き上げ回数80回以上」とある。へた釣りが電動リールを使う釣りは、カイワリ釣り(水深100m 錘60号)、ビシアジ釣り(水深80m 錘130号)、アオソイ釣り(水深80m 錘250号)。撒き上げにも電動を使うアオソイ釣りには少し厳しそうな気がするが、ほかの釣りは魚がかかってからの撒き上げは手巻きが基本なので、十分なスペックではないかと。
著者: へた釣り