イサキ釣りが型・数ともに煮詰まり気味なので、目先を変えてLTアジ・シロギスリレーに行く予定だったのだが、出船人数そろわずで、今週も金沢八景・一之瀬丸のLTイサキへ。後半魚信が遠のき19匹と数は伸びなかったが初の20センチ超をゲットできた。お刺身にしちゃうぞ♪
イサキフィーバーもようやくひと段落したようで、金沢八景・一之瀬丸のLTイサキ船はこの日も2隻出しだったのものの片舷6人とほどよい乗船人数。オマツリに悩んでいたが、あれは単に乗船人数が多すぎたってだけだったかも。オマツリはほとんどなしで、気分よく釣りができた。3度目にして初のオマツリによる仕掛けロストなし!
■最初から全開で~行けるとこまで~……ってあれれ?
この日も50分かけて剣崎沖へ。いつも通りイサキ船団ができているが、一之瀬丸の船長は、船団の外周を攻める感じで、群れを探してポイント決めて、一発目で、なんとイサキのダブル。サイズは15センチ級だが、幸先のよいスタート。頭の中でザ・クロマニヨンズの「ひらきっぱなし」が鳴り始める。
その後も入れ食いというほどではないが、丁寧にシャクれば、イサキが釣れる。開始1時間ほどで10匹。これはひょっとして50匹は行くかもと、早起きしてイサキ釣りに来てよかったという幸せをかみしめる。で、船長さんは船団に突入したり離れたりしながら、結構いいペースで釣らせてくれる。
ところが、いいことばかりはありゃしない。イサキのかわりにアジが釣れ始めると急にペースダウン。30センチ超の大アジ、中アジにネンブツダイが混じり始めると、イサキの魚信がピタッと止まる。開始数時間の絶好調が嘘のような、後半はひたすら我慢の釣り。
■我慢の釣りは20センチ超のイサキで報われるのであった
一之瀬丸のイサキ船の船長は、活性が少しでも高い群れを探してポイント移動が多いというイメージだったが、この日はどうも勝手が違うようで、「反応は出ているので、少し粘るよ~」と宣言。確かに忘れたころにイサキが単発でポツリポツリと釣れるのだが、本当に1匹ずつ拾っていくという感じ。
でも、うれしいことに20センチの自己最高サイズのイサキが釣れた。引きが強く水面まで抵抗するので「どうせアジだろ」と思い込む。バレたらバレたでいいやと少々乱暴にリールを巻いたのが悔やまれる。もっと大事にイサキの引きを楽しみながら巻けばよかった。大きめのイサキだと気づいてからの取り込みは異常に慎重だったけどw
本日の釣果は、
イサキ 19匹(~20センチ)
アジ 6匹(~28センチ)
サバ 1匹(35センチ)
ウマヅラハギ 1匹(28センチ)
大漁ではないが、とりあえず20センチの壁を突破したので満足、満足。
■常連さんいわく「昔は36センチ釣れたのになぁ~~」
20センチのイサキで喜んでいるへた釣りの姿は、よほど奇異に見えたのだろう。隣で釣っていた常連さんいわく「昔は36センチ釣れたのになぁ~~」。釣果報告見たら、もう1隻では38センチの特大サイズのイサキが出たようである。でも、まぁ、上ばかり見ていては心が折れる。今回は20センチで万歳なのだ。次の目標は25センチ!
帰港のとき常連さんと話していろいろ教えてもらったのだが、「この数年の剣崎沖のレギュラーサイズは15センチという認識でよい」「6、7、8月の3ヶ月間イサキ船は出るが、一番いい思いをした記憶があるのは7月」「でも、7月になるとソウダカツオが回ってくるのでこいつがやっかい」「いつ爆発するかは分からないので毎週来た方がいいよ」。というわけで、しばらくイサキチャレンジは続きそう。
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著者: へた釣り