カレイ釣りで有名な金沢八景・荒川屋が「東日本大震災復興応援魚を届けよう」なる面白いプイロジェクトを行う。4月29日に釣った魚の一部を寄付(?)。船宿の常連さんがその魚を持って石巻市の避難所に行って炊き出しをするというのである。29日の船にはまだ空きがあるみたいだ。
荒川屋の4月29日の釣り物は、シロギス(一日船、半日船)、LTアジ(半日船)。どちらもハマれば束釣り可能な魚種だけに、釣果に恵まれれば炊き出し用の江戸前魚を十分に確保できる可能性はある。なんでもかんでも自粛・自粛で、震災以来釣り自粛中という釣友もいる。消費意欲と経済なんて難しいことは分からないが、釣り好きが釣りをしないとストレスが溜まる。ストレスが溜まると仕事に悪影響が出て生産性が落ちる。釣り自粛中の人には荒川屋の「復興応援魚を届けようプロジェクト」は釣り再開のいいきっかけなのではないかと……。
著者: へた釣り