東京湾の船シロギスの釣果が絶好調のようだ。水深20~30メートルくらいを狙う春のシロギス釣り。サイズも20センチ超が出るし、浅場を攻める夏場よりも針掛かりしやすいしで、船釣り入門にはぴったりだが、釣果を伸ばすには手返しが大事ってことを思い知らせてくれる釣り物だ。
シロギスの活性の高い日に当たれば、竿頭の人なら二束釣り(200匹超え)なんて釣果報告もある。普通の日で60~100匹、悪い日でも30~60匹あたりが、最近、東京湾奥から出船しているシロギス船の釣果。そんなに釣ってどうするの?って気がしないでもないが、釣れるものなら可能な限りたくさん釣りたいのが釣り人の心理。束釣りしている人は2本竿かなぁ? それとも1本で100匹釣ってるんだろうか?
1本は胴突き仕掛けで、5センチくらい底を切って大物狙い。もう1本はキャスティング&サビいて広範囲を探る。リレー船でしか経験がないのだが、釣れ始めると相当忙しい釣りになる。束を狙うなら、針(飲み込まれることあり)を手際よく外し、餌を素早くつけて、仕掛けを投入するという手返しの良さが必須のようだ。
著者: へた釣り