IS06なるスマートフォンを買ったのだからGPS連動釣りマップでも作ってみるかと調べ始めたら…まずは電池の持ちの問題でとん挫。電池の問題は解決したことにしてアプリを導入して、通勤途中に実験をしてみたのだが、ちゃんとGoogleマップに移動のルートとポイントを転送することに成功。
スマートフォンにインストールするアプリは「My Tracks」だけでよい。GPSと通信し、移動中の場所、向いている方向を記録することができる。起動したら現在位置を読み込ませ(GPSとの通信にちょっと時間がかかる)、GPSとの通信が完了したら、メニューボタンを押して「トラック記録」。あとは放っておいても自動的に移動経路が記録されていく。釣りのポイントを記録したいのなら、やはりメニューボタンを押して「マーカー」をタップ。現れるメニューから「ウェイポイントの挿入」をタップすると、マーカー名(1流し目、2流し目とか入力)、マーカータイプに釣れた魚を入力する。なにか特記事項(根が荒いとか、水深とか)があれば、「マーカー説明」に入力しておけば完璧だ。
こうして記録したGPS連動の釣行記録は、画面右下の「▼」をクリックして、「Googleへ送信」を選択すると、Googleマップのマイマップに反映することができる。移動経路も青いラインで表示されるし、マーカーはマイマップの「目印」としてきちんと保存されている。My Tracksの問題点にGPSの精度が低いとことを挙げる人もいるが、今回のテスト中のズレは最大で10メートルくらい。街中でテストを行ったので、ルートがビルの中を突っ切っていたりと若干気持ち悪いことになっているが、海の上ならあまり気にならないような気がする。My Tracksにはカメラと連動する機能もあるのだが……防水機能のないIS06を船上で使う気にはならないので、封印。
もう1つの問題点は、これがまた、電地の消費量。約1時間My Tracksを起動すると、電池が26%消費されていた。約4時間くらいしか連続使用できない計算となり、出港から帰港までをトラック記録するのは難しそうだ。「でんちDEチャージ3×4 microUSB T5001x」を購入してなんとか連続起動時間を伸ばそうと考えたのだが……まずは海上でもちゃんと動作することを確認してから。ゴールデンウィークに宇佐美・治久丸から乗るカイワリ五目の半日船で第1回目の実験をしようと思っている。
著者: へた釣り