カワハギ、カワハギとうるさく騒いでいたが、ようやく今季初のカワハギ釣りに行ってきた。船は師匠オススメの浦安・吉野屋。束釣りも出るほど好況と伝えられていたが、束は無理でも飽きない程度にカンカンカーンなカワハギの引きが楽しめた。
船釣りデビューしたのが吉野屋のカワハギ船で、昨年は2度行ったのだが、釣果は7匹、2匹とあまりよくはなかった。その後、伊豆の治久丸でカワハギに挑戦し、半日船で11匹、21匹と釣れたのが昨シーズンのカワハギの釣果。昨年の感触では竹岡沖のカワハギは、ツ抜け(10匹釣るの)が目標の繊細な魚信を取るゲーム性を楽しむための釣りだと思っていたのだが、「今年はカワハギの湧きがいい」という船宿のアオリは嘘ではないようで、竹岡沖では自己最高のカワハギ15匹を初戦で達成できた。
カワハギ狙いの客がいっぱいで二艘出しで竹岡沖へ。叩いて聞き上げ宙層で食わせの間を作るという伊豆で釣果を伸ばせた方法で釣り始めるのだが……どうもうまくいかない。周りで釣れている人を見ると、叩いて底でそのまま待つといのが竹岡沖では主流のようだ。真似してみるもどうにも魚信を出しづらい。気が付けば3本針で3つとも餌を取られている。なんとか魚信を出そうと宙釣りに切り替えて宙層叩きでフワフワシェイク!していると、船長から「ずっと構えてたら釣れないよぉ~。食わせの間を作らないとぉ~」とマイクでアドバイス……誰に言ったのか分からないけど……不必要なまでに竿を動かしまくっているのはへた釣りだけなので……。
でもまぁ、なんとか15匹のカワハギをゲット! 竹岡沖の自己最高が7匹だったので、倍以上釣れたわけだ。竿頭は50匹……13-31cm 5-50枚という釣果報告だったので、へた釣りにしてはまぁ健闘した方ではないかと。外道は定番のベラ、トラギスに混じって、カゴカキダイも。みんなカゴカキダイが釣れたらリリースしていたけど……あの魚はおいしいので、捨てるんならくれないかなぁ~。当然だが、また行く。次回の目標は20匹だ!
著者: へた釣り