船釣りを始めたのはちょうど一年前。浦安・吉野屋のカワハギ船であった。「なんでまたそんなマニアックな釣りから…」と自分でも思うが、へた釣りの周りにいる釣りの師匠たちはほぼ全員、マニアックな人たちなのでそんな釣りにしか連れて行ってくれないのだ。
大漁するために昨年勉強したカワハギ釣りの復習。いろんなパターンがあってうまくできるのとできないのがあるんだけど、釣果がよかった順に釣り方を整理。仕掛けは集寄付き中錘2.5号+がまかつの鬼攻かわはぎ。とにかくゴテゴテと集寄が付いているのが大好きなのだ。
1.シェイク!シェイク!シェイク!(叩き釣り?)
錘の着底後に糸ふけを一度とってから、何度か底をトントン&聞き上げ。魚信がなかったら糸を50センチくらい出して、竿を強烈にシェイク。10秒くらいシェイクしたら、1~2秒くらい制止させて、竿をめいっぱい頭の上まで持ち上げて聞き上げる。魚信があっても気にせず聞き上げると竿先にカンカーンという手ごたえを感じるので、糸のテンションを緩めずにそのまま巻きあげる。
2.錘動かさないでフワフワ(宙釣り?)
着底したら5センチくらい底を切って、竿先をフワフワさせて誘う。糸に垂みを出すけれど、錘はなるべく動かさないようなイメージで竿を動かすと、カッカッという感じの魚信が出る。慌てずに竿をゆっくり立てて合わせる。慌てて針がかりさせようと合わせるより聞き上げのようにゆっくり合わせた方が針にかかりやすい。
3.横の人ちょいとごめんね釣り(ハワセ釣り?)
着底したら、潮の流れている方向と逆に竿を倒して、仕掛けが底を這うようにする。船が混んでいると横の人ごめんさないねぇ~って感じに竿を動かすことになるのだが、横の人に文句を言われたことはないのでたぶん大丈夫w 中錘が着底しない程度に横に這わせたら、これまた1~2秒制止して聞き上げると魚信が出る。
4.フワフワシェイク!フワフワシェイク!(宙層叩き?)
トラギスやベラの猛攻に遭ってカワハギが釣れないときはこれ。底から10センチくらい巻きあげて、1と2を繰り返してみると、トラギス&ベラをかわしてカワハギゲット!となるような気がする。ウマヅラハギもなぜかこの釣り方だと混じるけど、ウマヅラハギはカワハギと味が一緒なのでOK! ウスバハギも意外と美味だ。
タックルは
竿:ダイワ FIELDER KAWAHAGI 180M
リール:リール:ダイワ AIRD 100R(PE1.5号)
仕掛け:鬼攻カワハギ仕掛 速攻タイプ 5号+快適カワハギ集寄 TYPE-2
もう一つ大事なことをメモ。針はがまかつに限る。ハゲ針は外に大きく開いているため、どうしても折れやすい。昨年はがまかつの針とダイワの針を使ったのだけど、カワハギがかかって「でかいぞぉぉぉ」と思って喜んでいるとダイワの針は折れるのである。不思議と同じサイズのがまかつの針は一度も折れたことがないので、ハゲ針はがまかつに限るのではないかと……。
著者: へた釣り